「事務職がつらい…」その理由と5つの対処法【経験談あり】

仕事

事務の仕事がつらい…会社に行くのがしんどくなってきた

辞めたいけど、その後どうなるか不安だし…

とりあえず、今のつらさを無くせる方法ないかなぁ

こんな悩みにお応えします。

事務職は、プライベートとの両立がしやすいと人気の職種です。

しかし実際に働いてみると、やりがいが感じられなかったり給料が低かったりと、思ってもなかったつらさに直面することがあります。

私も事務職だったときは、「もう辞めたい…」と思うことがありました。
(私が実際に感じた事務職の楽なところ・大変なところについては、こちらの記事をご覧ください。)

今回は、事務職がつらい理由つらいときの対処法についてご紹介します。

先に結論を言っておくと、事務職がつらいときは以下のことを試してみてください。

事務職がつらいときの対処法
  • つらいと感じる理由を整理してみる
  • 改善できることは努力をしてみる
  • できることに目を向けてみる
  • 求人情報をみてみる
  • 部署異動を相談してみる

この記事を書いている私の経歴はこちら⬇︎

  • 事務職として入社
  • 入社1ヶ月で転職を考えたけど、なんだかんだで5年間続けた
  • おなじ事務職だった同期が1年未満で辞めてしまった

この経験から、私が当時していたこと、あの時すればよかったと思ったことを元に、つらいときの対処法をまとめました。

事務の仕事がつらくて悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

事務職がつらい理由

やりがいがない

事務職はルーティンワークが多く、毎日ほとんど変化がありません。

毎日同じような作業をしていると、自分は何も成長していないんじゃないかと感じてしまう人は多いようです。

また、会社によっては仕事が少なすぎて時間を持て余してしまうということもあります。

すぐに終わる仕事ばかりだと、「自分はいなくてもいいんじゃないか」と仕事に対するモチベーションがなくなってしまいますよね。

人間関係が悪い

事務職は社内の人と関わる時間が長い分、人間関係が悪いと最悪です。

事務職は特に女性が多いので、お局様の嫌がらせ他の女性社員たちの噂話などがストレスになることもあるでしょう。

仕事中、ずっと気を遣わないといけないのもしんどいです。

また、上司からのパワハラ、セクハラに悩んでいる方もいるでしょう。

営業職と違って外に出て距離をおけないので、事務職は嫌な人とでも同じ空間にいないといけないことになります。

仕事が多すぎる

残業が少ないイメージのある事務職ですが、仕事が多すぎてつらい方も多いようです。

特に月末や決算時期になると仕事量が増え、残業しないと仕事が終わらないこともあります。

また、「終業時間の直前で急ぎの仕事を振られる」ということもあります。

もうすぐ帰れると思った矢先に急ぎの仕事を振られることが続くと、つらいですよね。

他にも、社内のサポート役という事務の特色から、会社によってはいろんな雑用を頼まれる場合があります。

本来の仕事以外に雑用もしないといけないとなると、手が回らなくなることもあるでしょう。

評価されない

事務職は、営業職のように売上数などといったわかりやすい評価基準がありません。

自分の努力や実力が数字で表されることがないため、なかなか上司や周りの人に評価をしてもらえないということはよくあるでしょう。

頑張っても頑張らなくても同じ評価・同じ給料だと、モチベーションが保てなくなりますよね

また、事務の仕事は「できて当たり前」と思われがち。

頑張りは認めてもらえないのに、ミスをすれば途端に評価が下がるということもあります。

自分の実力を正当に評価してもらえないと、不満が出てくるのは当然のことです。

肩こり・頭痛などの体調不良

事務職の多くは、パソコンを使ったデスクワークです。

座りっぱなしで仕事ができることは、事務職のメリットでもあります。

しかし一日中パソコンに向かって仕事をしていると、目が悪くなったり肩がこったり腰を痛めたりと、身体の不調があらわれます

「ひどい頭痛でパソコンもスマホの画面も見れない」など、日常生活にも支障をきたす方もいるようです。

目の疲れや肩こりは事務職あるあるですが、あまりにも症状が重いとつらいですね。

事務職を退職した人の理由

つらい理由、自分にも当てはまってるなあ。

辞めようか考えてるんだけど、事務職を退職した人って実際どんな理由で退職してるの?

人間関係が良くなかった

人間関係は多くの人が悩むものです。

事務職は特に、毎日同じメンバーで1日中仕事をすることになるので、人間関係が良くないと大きな影響を受けてしまいます

ストレスから病気になってしまうこともあるかもしれません。

人間関係に悩んでいる人は、この環境から離れたいと考えるようになります。

やりがいを感じられなかった

事務職を退職した人のなかには、やりがいを感じられずに転職した人もいます。

毎日同じような作業で飽きた

成長している気がしない

頑張っても給与が変わらない

このような考えによって、事務職から別の職種にキャリアチェンジしたり、別の事務職にチャレンジしたりしています。

事務職以外の職種に興味があった

なんとなく事務職を選んだ結果、イメージとの違いに戸惑うことがあります。

事務職がつらいと感じているなら特に考えるのが、「他にもっと自分に合った仕事があるんじゃないか」ということ。

やってみたい仕事ができたため、事務職を辞めて挑戦するという人は多いようです。

給与が低かった

事務の仕事は成果が数字であらわれないため、仕事ぶりが評価に繋がりにくいです。

加えて他の職種よりも給与水準が低めなので、何年働いても大幅な年収アップは望めません

もっと収入がほしいとなると、今よりも年収が高いところに転職することになります。

事務職がつらいときの5つの対処法

事務の仕事つらいし、私も辞めようかな…

と思っている方は、ちょっと待ってください

急いで辞めてしまうと、あとで後悔するかもしれません

これから、事務職がつらいときの対処法をご紹介します。

私が「辞めたい」と思っていたときにしていたことやればよかったと思ったことを元にまとめました。

もし試せる余裕があれば、いちど対処法を試してみてから本当に辞めるかどうか判断するのがおすすめです。

①つらいと感じる理由を整理してみる

まずは、あなたが今どんなことに対してつらいと感じているかを書き出してみましょう。

紙でもスマホのメモでもOKです。

ただ漠然と「仕事がつらいから辞めたい」と思っていても、自分にとってつらいことがどんなことなのかを明確にしないと、転職後にまた同じ思いをする可能性があります

自分が嫌なことがはっきりすると、いまの仕事での改善策が見つかり、つらくなくなるかもしれません。

それにもし転職することになっても、自分が嫌なことを避けることができます。

ぜひ一度モヤモヤを言葉にだして、つらい理由を整理してみてください。

私の場合は

  • お局様が理不尽に冷たくて怖い
  • 営業担当者が不機嫌を隠さないので、仕事の対応をお願いしにくい
    (でも絶対にお願いしないといけない)
  • 商材の知識不足により、自分は仕事ができないと思ってしまう

などでした!

②改善できることは努力をしてみる

つらいと思う理由がわかったら、それに対して改善できることがないか考えてみましょう

例えば

毎日仕事が単調でつまらない
もっと効率が良くなるやり方がないか試してみる

電話対応が苦手
→ ・先輩の電話対応の仕方を聞いておく
  ・慣れるまでできるだけ電話を取る

改善できそうなことを探してチャレンジしてみることで、つらいと思っていたことがそうでもなくなるかもしれません。

私の場合は

  • ・お局様が理不尽に冷たくて怖い
    →どうにもできない
  • ・営業担当者が不機嫌を隠さない
    →気持ちを落ち着かせながら、淡々と話をするように頑張る
  • ・商材の知識不足
    →カタログを読んだりネットで検索。問い合わせがあったときのフローチャートを作る。

などでした!

③自分ができることに目を向ける

「仕事ができなくてつらい」と感じている方は、自分を過小評価しすぎているかもしれません。

できないことに意識がいってしまうことが多いですが、そうするとどんどん自信がなくなってしまいます。

「できないこと」ばかりじゃなく、できることに目を向けてみてください

できることを磨いていけば、それが強みになって会社に貢献したり人の役に立てたり、自分の自信に繋がります

もちろん、できないことをできるように努力することも大切です。

しかしネガティブな感情によってつらくなるなら、できないことは一旦置いておいて、できることを伸ばすこともひとつの手ですよ。

私の場合

  • 担当していた仕事の中で「事務の中で1番詳しくなれそう」というものに目をつけて勉強した
  • みんながあまりやりたがらない仕事を率先してやるようにした

などでした!

④求人情報をみてみる

すぐに転職しないにしても、転職サイトに登録して求人情報をみてみることもおすすめです。

いまの仕事がすべてじゃないんだという気持ちになって、心が軽くなりますよ

また、いろんな会社のいろんな職種をみることで、自分がどういうキャリアを歩んでいきたいのかが見えてくるかもしれません。

新たにやってみたいことが見つかる可能性もあります。

すると、いまの会社でできることは何なのか、どういうスキルを身につけておくべきかなど、将来に向けて前向きな思考になれます。

気分転換がてら、ぜひ求人情報をみてみてください。

私は昼休み中に「辞めてやる〜!」と思いながらみてました!

⑤部署異動を相談してみる

いまの仕事内容が自分に向いてなくてつらい方は、違う部署に異動できないか相談してみましょう。

例えば

◎経理部だけど数字を扱う仕事が向いてない
→ 総務部に異動する 

◎毎日おなじ仕事をするのがつらい
→ 営業部に異動する

人間関係が原因でつらい方も、部署異動することで悩みが解決できそうなら相談してみてください。

ストレスがたまる人間関係から解放されたら、毎日がとても楽になりますよね。

自分に合った仕事内容や人間関係の中で働けると、パフォーマンスが高まって周囲からの評価も上がるかもしれません。

部署異動はおなじ会社内で職種や環境を変えられるので、会社自体に不満がなければ転職よりもハードルが低くてオススメです。

辞めてしまった同期も、はやめに相談していたらつらい思いをせずに済んだのかも…

それでもつらいなら転職を検討する

いろいろ試してみたけど、それでもやっぱりつらいよ

という方は、転職を検討してみましょう。

つらい気持ちを抱え続けて身体を壊したら大変ですからね。

実際に転職活動をするときは転職エージェントを利用するのがおすすめです。

転職エージェントのメリット
  • キャリアの相談にのってもらえる
  • 非公開求人を紹介してもらえる
  • 面接対策をしてもらえる
  • 履歴書・職務経歴書の添削をしてもらえる
  • 給与などの条件交渉を代わりにしてくれる

これらのサービスを無料で利用できます。

転職エージェントがたくさんありすぎて、どこに登録すればいいかわからないな

そんな方に向けて、おすすめの転職エージェントを3つ紹介します。

  • リクルートエージェント
  • doda
  • マイナビエージェント(女性の転職)

リクルートエージェント

出典:リクルートエージェント

リクルートエージェントは、非公開求人数30万件以上を誇る業界最大手の転職支援サービスです。

転職支援No. 1と多くの人が利用しており、転職を考えている方はまず登録しておいて良いでしょう。

全国に対応しているので、地方の転職でも安心。

いろんな求人を見て選択肢の幅を広げたい方におすすめです。

doda

出典:doda

dodaは、求人数20万件以上の業界トップクラスの転職エージェント。

担当者の質が高いと評判です。

転職エージェントと検索サイトの両方の機能があるので、「とりあえずどんな求人があるか見てみたい」という方も使えます。

リクルートエージェントと同じく全国に対応しているので、地方の転職に強いです。

求人数とサポートのバランスが良く、転職を考えているすべての人におすすめです。

マイナビエージェント(女性の転職)

出典:マイナビエージェント

マイナビエージェント(女性の転職)は、女性の転職に特化した転職エージェントです。

女性の転職に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、女性ならではの悩みを相談しながら手厚いサポートを受けることができます。

リクルートエージェントやdodaと比べると求人数は少ないですが、女性向けの求人が豊富。

20代だけでなく40代以上の方も利用しているので、転職に不安のある女性は一度相談してみるといいでしょう。

まとめ【事務職がつらいなら5つの対処法を試す】転職もアリ

今回は、事務職がつらいときの対処法についてご紹介しました。

事務職がつらいときの対処法
  • つらいと感じる理由を整理してみる
  • 改善できることは努力をしてみる
  • できることに目を向けてみる
  • 求人情報をみてみる
  • 部署異動を相談してみる

つらいと思ったらネガティブな感情でいっぱいになりがちですが、自分が楽になるために、一度自分自身に向き合ってみてください。

そして何よりも、つらくても毎日頑張っている自分を褒めてあげてください。

それでも解決しなければ、思い切って辞めるのもアリです。

転職エージェントに相談して、今後のキャリアについて考えるのもいいですね。

この記事を読んで、あなたのつらい気持ちが少しでも楽になれば幸いです。

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